ちゃんまんと葬式弁当

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ゴキブリの墓

ちゃんまん(息子氏)が小学一年生の時、飼っていたカブトムシが死んだ。

虫なので、懐くわけでもなく、数日に一度餌をあげる程度だったので悲しむわけでもなかったが、名前をカブトムシにちなんで

カブさん

っと名付けていた。

虫でも亡くなったことに違いないので、葬式弁当(旦那氏)がカブさんのためにお墓を作ってあげようね、っと息子に告げて、食べ終わったアイスの棒に

ガブさんのおはか

っと書いた。

お墓は家の庭に穴を掘り埋葬するっと、いたって簡単な作業だ。

その日はちょうど家の庭でじいじ(私の父)とばあば(私の母)を呼んでバーベキューをしている時に埋葬の作業をしていた。

ちゃんまん(息子氏)と葬式弁当(旦那氏)がスコップで穴を掘っている姿を見つけて、ばあばがやってきた。ばあばは二人の様子を見つめて

「あら〜、ちゃんまん、ゴキちゃんのお墓を作ってあげているのね、えらいね!」

っと言い放った。

ゴキちゃん=ゴキブリ

え?何をどすればゴキブリになる??

何を言い出す??っと思った瞬間、

葬式弁当(旦那氏)がばあばに

「あ、これはゴキブリじゃなく、カブトムシです。」

っと修正した、その途端

「あら〜いやだ!!ごめんなさい!!!!!汗汗汗(´༎ຶོρ༎ຶོ`)」っと謝っていた。

私の住む地域はゴキブリがいないので、ばあばにとったら、光り物の虫(カブトムシやらクワガタ)の甲羅に光沢のある虫の仲間にゴキブリも同じ部類に入っていたんだろう、それにしてもゴキブリなんて飼うはずがない。

葬式弁当は呆れていたが、ちゃんまんはまだゴキブリの存在を理解していなかったので、何をばあばが言っているのか理解していなかった。

ばあばも私に似て、トンチンカンなところがあるが、その回数も多く周りの人を巻き込んで困らせてしまうことがよくある。

(´༎ຶོρ༎ຶོ`)